北部方面隊の緊急医療支援訓練「ビッグレスキュー'91」が平成3年(1991年)8月23日から31日まで北海道大演習場で行われ、人員3,300人、車両1,000両、ヘリコプター40機が参加、"市民を救え"を合言葉に迫真的な各種救援訓練が実施された。通信ネットワークの構成や情報処理システムの構築から、被災者の救援、野外病院の開設、給食・給水など、あらゆる事態への対応を想定した上で自衛隊の自己完結能力を検証したもので、各方面の注目を集めた。