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 防衛関連ニュース

令和3年度予算案 防衛費5兆3422億円
宇宙・サイバー・電磁波に重点
(2020年12月21日)

2020年12月24日更新

 宇宙状況監視(SSA)の強化に向けたイメージ(防衛省の『令和3年度予算の概要』パンフレットから)

 令和3年度の防衛予算案を決める省議で関係者の労をねぎらい、「今後は国会への説明を十分に行い、早期の成立を期し、予算案を遅滞なくしっかりと実行に移していくことが重要だ。国民の皆さまからお預かりする貴重な予算をもって最大限の効果を上げることができるよう、全職員のたゆまぬ努力を期待します」と述べる岸防衛相(テーブル左から2人目)。その右は中山副大臣、松川政務官。左は大西政務官=12月21日、防衛省で

 政府は12月21日の閣議で、令和3(2021)年度予算案を決定した。一般会計の総額は前年度当初予算比3.8%増の106兆6097億円と9年連続で過去最大を更新した。このうち、防衛費は米軍再編関係費やSACO(沖縄に関する特別行動委員会)関係費などを含め、同0.5%増の5兆3422億円と9年連続で増加し、7年連続で過去最大規模となった。政府は来年1月に召集予定の通常国会に予算案を提出し、3月までの成立を目指す。


陸イージス代替艦の調査費計上

 令和3年度は新たな大綱・中期防の3年度目として「多次元統合防衛力」の構築に向け、宇宙・サイバー・電磁波など新領域の能力強化を引き続き推進する。

 宇宙分野では、空自に今年5月に発足した「宇宙作戦隊」を隷下部隊に持ち、指揮統制を担う「宇宙作戦群(仮称)」を府中基地に新編するほか、防衛装備庁事業監理官(情報・武器・車両担当)に「宇宙事業管理班(仮称)」を新設し、名称を「事業監理官(宇宙・地上装備担当)(仮称)」に変更する。

 さらに、中国やロシアが開発を進める高速で複雑な動きが特徴の極超音速滑空兵器(HGV)を宇宙空間から多数の小型衛星を連携させて探知・追尾する「衛星コンステレーション(群)」と呼ばれるシステムの検討に着手する。

 日本の衛星に衝突する危険性がある宇宙ごみ(スペースデブリ)や不審な衛星などを監視するため、令和8年度に打ち上げ予定の「宇宙状況監視(SSA)衛星」の設計や、SSA衛星の複数機の運用に関する検討も盛り込んだ。

 サイバー分野では「自衛隊指揮通信システム隊」を廃止し、同隊と同じく統幕が管理する大臣直轄の共同部隊「・・・

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