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観閲式・観艦式 折木良一元統合幕僚長に聞く
コロナを機に在り方検討を

2020年11月13日更新

 折木良一(おりき・りょういち)元統合幕僚長
 防大16期。1972年3月陸自入隊。中方幕僚副長、陸幕装備部長、9師団長、陸幕副長、中方総監などを経て2007年3月第31代陸幕長、09年3月~12年1月まで第3代統幕長。退官後、防衛省顧問、防衛大臣補佐官、防衛大臣政策参与などを歴任し、現在、内閣府宇宙政策委員、隊友会理事長。今年4月、瑞宝大綬章を受章。熊本県出身。70歳。著書に『国を守る責任 自衛隊元最高幹部は語る』(15年)、『自衛隊元最高幹部が教える経営学では学べない戦略の本質』(17年)、『日本人のための軍事学』(18年)など。

 防大に入校した昭和43(1968)年、東京の神宮外苑国立競技場正門前を会場に佐藤栄作首相を迎えて10月27日に行われた「中央観閲式・観閲飛行」で、防大の2~4年生が行進するのを、1年生に対する教育の一環として見学したのが、私にとって初めての「観閲式」だった。

 当時は全国から陸海空自の部隊が集まってパレードを行っていた。任官後初めて赴任した7師団(東千歳)では、先輩方が中央観閲式に参加するため、73式装甲車をきれいに塗装し、磨きをかけて東京へと出発するのを見送った。

 まだ自衛隊が国民に理解されていなかった時代、東京での中央式典に参加することは、隊員たちの士気と誇りをどれだけ高めたことか計り知れない。

 その後、55年体制(自民党が政権を維持し、日本社会党が野党第1党を占める、1955年に成立した戦後日本の政党政治の構図)が崩壊し、平成6(94)年10月30日に陸自朝霞訓練場で行われた「中央観閲式」では、これまで党是として自衛隊の存在を認めてこなかった日本社会党(当時)委員長(党首)の村山富市首相が、自衛隊の最高指揮官としていかなる訓示をされるのか大変注目し、その結果に安堵したことを覚えている。

 翌年は1月17日に阪神・淡路大震災、3月20日には地下鉄サリン事件が起き、自衛隊の災害派遣活動がクローズアップされた年でもあった。

 統幕長を務めていた平成23(2011)年の東日本大震災の時には中止の検討もなされたが、「・・・

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 ◇自衛隊記念日観閲式

 自衛隊が発足した翌年の1955年から72年まで東京の神宮外苑で、73年から95年までは陸自朝霞訓練場で、陸海空自の部隊が一堂に集まり、ほぼ毎年開催。この間、海自は独自に観艦式を実施してきた。96年からは3自衛隊の持ち回りとなり、陸自が中央観閲式(朝霞)、海自が自衛隊観艦式(相模湾)、空自が航空観閲式(百里)を順番に開催し、今に至る。

 しかし、最近は・・・

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