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 防衛関連ニュース

名古屋城清掃に160人出動 陸自35普連
(2018年3月28日)

2018年5月16日更新

 咲き誇る満開の桜の木の枝を避けながら、巧みにロープで移動し、石垣の雑草や雑木を取り除く35普連の隊員=いずれも3月28日、名古屋市中区の名古屋城で


 外堀では渡河ボートに乗り込んだ隊員たちが石垣から落とされた雑木を素早く回収した


 名古屋城の西之丸広場で行われた作業開始式で、隊員に訓示する曽根35普連長(台上)

 〝尾張・名古屋の防災〟を担任する郷土部隊(守山区)の35普連は3月28日、国指定特別史跡となっている市のシンボル・名古屋城の清掃作業を実施した。

 この活動は市の依頼で、昨年から開始され、今回で2回目。連隊長の曽根勉1佐以下約160人の隊員が城内の石垣や外堀などで雑木や雑草の除去に当たり、名古屋城の美化に貢献した。

 西之丸広場で行われた作業開始式で曽根連隊長は、「地元の部隊として名古屋城の清掃を担任するのは我らが連隊の誇りである。懸垂降下・クライミングの各技術を忠実に行い、全力を尽くせ」と隊員に訓示し、(1)実行(2)万全の安全(3)美しくあれ――の3点を要望した。

 その後、隊員たちは満開の桜が咲き誇る城内の各持ち場に展開し、日頃の訓練で身に付けたロープ技術や漕舟技術などを生かして清掃作業に着手した。

ロープ一本 巧みに作業

 最も危険な石垣の雑木除去では、高さ約10メートルの石垣を隊員たちはロープ1本で巧みに移動しながら、鉈(なた)、のこぎりなどを使って石垣の隙間に生えた雑木などを排除した。

 これらは外堀の水面に落とされ、待ち受けた渡河ボートの隊員たちが回収。両者の巧みな連携により、午前9時過ぎに始まった清掃作業は午後3時頃にすべて完了した。

 この間、名古屋城の桜見物に訪れた地元住民や観光客たちは、迷彩服の陸自隊員が作業する姿に見入り、「自衛隊の皆さん、頑張ってください」「いつもありがとうございます」などと感謝の言葉を掛けていた。この35普連の奉仕活動により、名古屋城はすっかりきれいになった。(守山)

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