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在日米軍従業員 ~我が国を守るもう一つの力~

2018年5月16日更新

 我が国に駐留し、日本やアジア太平洋地域の平和と安定を担う在日米軍が、駐留軍等労働者と呼ばれる在日米軍従業員に支えられていることをご存じだろうか?

 在日米軍従業員は、日米安全保障条約に基づき、我が国政府(防衛大臣)に雇用され、北は青森県から南は沖縄県までの1都1府8県の主な36の米軍施設において約2万6000人(平成30年3月末時点)が勤務し、事務、技術、消防、警備などのほか、基地内の食堂のウエーター・ウエートレスなど多岐にわたって、日々、在日米軍の活動を支えている。

 従業員の募集は、原則、新規卒業者の採用はなく、ある程度の技能・技術を有することが採用の条件となっている。なお、新規卒業者が積極的に採用されているのは、艦船修理廠で勤務する従業員だ。

 これら、在日米軍従業員の募集や採用から配置転換、月々の給与の計算、健康管理などの福利厚生までの労務管理を、独立行政法人駐留軍等労働者労務管理機構(LMO=エルモ)が一手に担っている。

 在日米軍から労務要求(従業員の募集要求)があれば、エルモホームページの求人情報にアップされる。

 ある程度の語学力などが必要な場合もあるが、任期を迎える自衛官で「日本のアメリカ」に興味がある方は検索してみてはどうだろう。(https//www.lmo.go.jp)

 また、募集案内パンフレットはエルモ各支部で配布中。


 エルモ(LMO)【独立行政法人 駐留軍等労働者 労務管理機構】
(LABORMANAGEMENTORGANIZATIONFORUSFJEMPLOYEES,INCORPORATEDADMINISTRATIVEAGENCY)

 エルモは、防衛省が所管する唯一の独立行政法人。

 かつて関係都県が機関委任事務をしていた在日米軍従業員の労務管理を引き継いで平成14年4月に設立された独立行政法人である。

 エルモのカウンターパートである在日米軍はまさに外国政府の一機関であり、日々の対米調整は外交交渉的な性格を有している。エルモの職員は常に米軍の担当官と意思疎通を図りながら仕事を進めなければならない。こうした仕事の性格から、エルモ職員には国家公務員としての身分が与えられている。

 エルモは、中央機関として東京に本部を置き、労務管理の実働部隊である支部を全国に点在する在日米軍施設に密接した形で配置している。その意味でエルモと米軍は一体として機能していると言えよう。



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<米軍施設で働く日本人従業員>

地元で働きたかった

松村真悟さん(29歳)
職場:米空軍三沢基地 第35施設中隊業務部暖房(中央地区)
職種:ボイラー装置操作工
採用年月日:平成26年4月1日
航空自衛隊出身(任期満了退職)

 私は、平成24年3月に自衛隊(航空自衛隊千歳基地)を退職後、民間会社勤務を経て、25年3月から、現在の職場である米空軍三沢基地第35施設中隊業務部暖房(中央地区)に限定期間従業員としてボイラー装置操作工の職に採用された後、翌年4月1日に常用従業員となり、今年で5年目を迎えました。

 職務内容は、同基地内施設へ暖房を供給するため、高圧力蒸気発生プラントの操作業務を行っています。基地内には、私が勤務する中央地区のほかに東・西・南・北・姉沼地区と全部で6カ所のボイラープラントがあります。

 私が在日米軍基地で働こうと思ったきっかけは、地元で働きたいという思いからでした。地元に近い三沢市に在日米軍基地があることは知っていました。自衛隊を退職後、地元および地元周辺市町の求人情報を探していた時、今の職種が目に留まりました。早速、ハローワークで求人に関する情報を入手し、次に応募受付窓口であるエルモ三沢支部へ出向き応募に関する手続きなどについて説明を受け、応募しました。

 この応募手続きでは、例えば履歴書については、日本語と英語(アルファベット)の両方で記載する必要があること、また、応募から採用されるまでの期間が約3カ月を要したことなど、日本の会社とは異なる面に少し戸惑った記憶があります。

 さて、私の職場は3交替制で、1直(班)2名程度で業務に当たっています。今の職場に採用される前にボイラーの資格は持っていましたが、現場では、・・・

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