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「朝雲」グラフ特集
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19年度総火演 |
![]() 戦果拡張の場面でヘリ部隊を率いて飛来したAH64Dアパッチ・ロングボウ戦闘ヘリ。総火演初登場だ |
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![]() 総攻撃シーンで、敵の守備ラインを突破する90式戦車部隊を、側面から援護射撃する74式戦車群(写真はいずれも8月26日、東富士演習場畑岡地区で) |
![]() ヘリボーンの展示場面でホバリングするUH60JAヘリから素早くリペリング降下する普通科部隊の隊員 |
![]() 車・歩道を分離するため、会場入り口には教育支援施設隊がパネル橋を架橋。施設部隊の協力は欠かせない |
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戦闘ヘリ「アパッチ」も見参 陸自恒例の夏の公開展示訓練「平成19年度富士総合火力演習」が8月26日、約2万4000人の見学者を集めて静岡・東富士演習場畑岡地区で行われた。 会場には小池防衛相、折木陸幕長ら防衛省幹部のほか、陸自幹部から国会議員に転身した佐藤正久参院議員ら国会議員や政府関係者ら多数が訪れ、火砲やミサイルなどによる現代火力戦闘の様相を体感した。 今年は最新装備のAH64Dアパッチ・ロングボウ戦闘ヘリが初参加、最後の戦果拡張場面でヘリ部隊を率いて現れ、「空飛ぶイージス・システム」ともいうべき能力の一端を初披露した。 前段演習は三沢基地から飛来した空自F2戦闘機2機による対地攻撃シーンから開始、急降下後、爆弾投下を模擬した巨大火炎が地上から上がり、観客の度肝を抜いた。続いてスタンド前には99式自走155ミリ榴弾砲などの火砲、96式多目的誘導弾、01式軽対戦車誘導弾などのミサイル、90式戦車など戦闘車両、AH1S対戦車ヘリなどが次々に登場し実弾を射撃。 富士教導団、教育支援飛行隊などの隊員約2000人による展示訓練で、各部隊は車両約460両、火砲約40門、航空機約20機を駆使して数百メートル〜数キロ先に設置された目標に向けて砲弾や対戦車ミサイルを次々と発射、命中のたびに見学者からどよめきが上がった。最後に空挺隊員がパラシュートで自由降下、上空に円を描きながら順にスタンド前に着地すると大きな拍手が起こった。 後段は、侵攻してきた敵機甲部隊に対する攻撃の様相を一連の流れで展示。まずOH1ヘリが敵情を航空偵察、続いてヘリボーンが行われ、CH47J輸送ヘリなどに乗った隊員が次々とリペリング降下、車両など装備品も下ろされた。この普通科部隊を特科部隊が火砲で援護し、90式戦車なども攻撃に加わった。 激しい戦闘の中、敵により敷設された地雷が92式地雷原処理車により処理されると、一斉に90式戦車が突撃して敵の守備ラインを突破。これを受け、空陸から陸自部隊が総攻撃して戦果を拡張するまでが展示された。 会場では、前・後段間に大型モニターで広報用のビデオが映し出され、国際平和協力活動や災害派遣活動が本来任務に加わっても、陸自の真の姿は戦いに勝ち、国を守る集団であることが強調された。 演習後、スタンド前では恒例の装備品展示が行われ、AH64Dアパッチも初登場。ローターマスト上にロングボウ・レーダーを装備し、パイロンには対戦車ミサイル「ヘルファイアー」や空対空ミサイル「スティンガー」の模擬弾も搭載、その威容を見ようと大勢のファンが詰め掛けた。 機体前で説明にあたった教育支援飛行隊(明野)所属のパイロット、佐藤智博1尉は、「アパッチを初めて披露でき光栄。じかに機体を見てもらい、陸自航空部隊がどのように変わろうとしているか理解してもらえればうれしい。アパッチはパワーや航続距離といった能力だけでなく、レーダーで捉えた敵の状況をデータリンクで味方に直ちに伝えることができる。対戦車だけでなく、陸自の戦闘全般に能力を生かせるヘリ」と熱心に説明していた。 今年の総火演には23、25日の予行を含め計約6万7000人が来場。会場では観客から演習内容等についてアンケート調査も行い、陸自では今後のイベントの参考としていく予定だ。 |